フロートバルブ(ゴムフロート)の交換方法|サイズの選び方とチェーン調整のコツを川崎の指定工事店が解説

フロートバルブの交換は、タンク内の部品交換の中でも難易度が低く、DIY向きの作業です。ポイントは2つだけ。「サイズ(32・38・51・55・65mmなど)とメーカーに合った部品を選ぶこと」と「チェーンのたるみを1〜2コマ(玉鎖なら5〜6個)に調整すること」。 部品代は1,000円〜2,500円程度で、ホームセンターや通販で購入できます。本記事では、交換が必要なサイン、部品の選び方、交換手順、チェーン調整のコツを、水道局指定工事店の住宅サポート株式会社(川崎市川崎区)が解説します。

「フロートバルブが原因かどうか分からない」段階の方は、症状から原因部品を特定する方法を別記事で解説しています。まずそちらで診断してください。

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フロートバルブとは?交換のサインは?

フロートバルブは、タンクの底で排水口をふさぐゴム製の栓です。レバーとチェーンでつながっており、レバーを回すと持ち上がって水が便器へ流れます。 「ゴムフロート」「ゴム玉」とも呼ばれます。

交換のサインは次のとおりです。

  • 便器内に水がチョロチョロ流れ続ける(タンク内の水位は低め)
  • レバーを回しても水の流れが悪い・止まりが悪い
  • 触ると手が黒くなる:劣化したゴムは溶け出しており、触れて手が黒く汚れたら交換時期の最も分かりやすいサインです。水漏れが起きていなくても交換をおすすめします

寿命は7〜10年が目安です。なお、交換の前に必ずチェーンを確認してください。チェーンの絡まり・外れ・長さ不良が原因なら、部品を買わずに調整だけで直ります(後述)。

部品はどう選ぶ?【サイズとメーカーの確認】

フロートバルブ選びの失敗は、ほぼサイズ違いです。次の3点を確認してください。

  • ①メーカー:TOTO製かLIXIL(INAX)製かで形状が異なります。タンクのフタ裏や側面の品番シールで確認できます。
  • ②サイズ:排水口の径に合わせて32mm・38mm・51mm・55mm・65mmなど複数の規格があります(出典:記事末の参考サイト)。
  • ③形状:まん丸タイプかそうでないか。近年はゴムではなくプラスチック製(内部パッキン式)のフロートバルブも増えています。

確実なのは、取り外した古い部品をホームセンターに持参して現物合わせする方法です。 手が汚れるためゴム手袋とビニール袋を持っていきましょう。汎用(万能)タイプも市販されており、複数メーカー・サイズに対応します。なお、LIXILの一部部品は業者専用販売のため、購入できない場合は修理依頼に切り替えてください(出典:LIXIL公式)。

フロートバルブの交換手順【5ステップ】

止水栓を閉めてタンクの水を抜くまでの共通手順は、ボールタップ交換の記事で詳しく解説しています。ここではフロートバルブ特有のポイントに絞ります。

  • ①止水栓を閉め、レバーでタンクの水を抜く:水が抜けるとタンク底のフロートバルブに手が届きます。
  • ②チェーンをレバー側のフックから外す:フロートバルブとレバーをつなぐチェーンを、レバー側だけ外します。
  • ③古いフロートバルブを外す:TOTOタイプは排水弁部の突起に2か所引っ掛かっているため、ただ引っ張るのではなく、ゴムの下側を45度ずらすようにして外します(出典:記事末の参考サイト)。素手で触ると黒い汚れが石けんでも落ちにくいため、必ずゴム手袋を着用してください。
  • ④新しいフロートバルブを取り付け、チェーンを接続する:突起にしっかり掛け、チェーンをレバーのフックに戻します。
  • ⑤止水栓を開けて動作確認:レバーを回し、水が流れて止まるか、便器内への漏れが消えたかを確認します。

最重要:チェーンの長さ調整

フロートバルブ交換の仕上がりは、チェーンの調整で決まります。適正は「たるみ1〜2コマ、玉鎖なら5〜6個余る程度」です(出典:記事末の参考サイト)。

  • 短すぎる(張りすぎ):バルブが完全に閉じきらず、便器内への水漏れが続きます。「新品に交換したのに直らない」原因の代表です。
  • 長すぎる(たるみすぎ):レバーを回してもバルブが十分に持ち上がらず、水の流れが悪くなります。
  • 絡まり・外れ:レバーの空回りや、水が流れない症状につながります。

交換後に症状が残る場合は、まずチェーンの長さを1コマずつ調整して様子を見てください。それでも直らなければ、ボールタップ側など他部品の劣化が疑われます。

業者に依頼した場合の費用は?

業者依頼の総額目安は8,000円〜11,000円程度、症状によっては15,000円〜20,000円程度です(2026年9月時点の目安。正確な金額は現地見積もりで確認してください)。 部品代自体は1,000円〜2,500円程度なので、DIYできれば費用は大きく抑えられます。

ただし、次の場合は業者依頼をおすすめします。

  • 品番・サイズが特定できない/適合部品が見つからない
  • 交換してもチョロチョロ漏れが直らない(複数部品の劣化)
  • 設置10年以上で、タンク内全体の劣化が進んでいる

住宅サポート株式会社は、作業前にお見積もりを提示し、ご納得いただいてから作業します。水回り全体の料金の考え方は料金相場の記事をご覧ください。

フロートバルブ交換のよくある質問

Q1. 交換にかかる時間はどのくらいですか?

部品が手元にあれば15〜30分程度が目安です。タンク内の部品交換の中では最も簡単な部類ですが、チェーン調整で微調整が必要になることがあります。

Q2. 交換したのにチョロチョロ漏れが直りません。なぜですか?

まずチェーンの張りすぎを疑ってください。1〜2コマのたるみに調整しても直らない場合は、ボールタップやオーバーフロー管など別部品の劣化が原因の可能性があります。診断記事で切り分けるか、当社にご相談ください。

Q3. タンクに節水用のペットボトルを入れています。関係ありますか?

あります。沈めたペットボトルがフロートバルブやチェーンの動きを妨げ、閉まりきらない・流れないトラブルの原因になることがあります。位置を変えるか、取り出すことをおすすめします。タンクの故障リスクを考えると、節水はレバーの大小の使い分けで行うのが安全です。

Q4. プラスチック製のフロートバルブも自分で交換できますか?

できます。プラスチック製は内部のパッキンがゴムの代わりに密閉する構造で、交換の考え方は同じです。ただし形状の適合がよりシビアなため、品番指定での購入をおすすめします。

Q5. 賃貸住宅の場合はどうすればいいですか?

経年劣化が原因なら貸主(大家)負担での修理が原則です。自己判断で交換する前に、管理会社・大家さんへ連絡してください。

Q6. 川崎・横浜で交換を頼むには?

水道局指定工事店の住宅サポート株式会社(川崎市川崎区)が、川崎市・横浜市・東京都の全域に対応しています。フリーダイヤル0120-007-791またはLINEで、症状とタンクの品番(分かれば)をお知らせください。事前見積もりを提示し、ご納得いただいてから作業します。

まとめ:サイズ確認とチェーン調整が成功の9割

フロートバルブ交換は、①メーカー・サイズ・形状を現物合わせで確認し、②ゴム手袋を着けて45度ずらして外し、③チェーンをたるみ1〜2コマに調整する——この3点を押さえればDIYでも十分対応できる作業です。交換しても直らないときは、チェーン調整→他部品の診断の順で切り分けてください。川崎・横浜エリアのトイレ修理は、事前見積もり提示の水道局指定工事店・住宅サポート株式会社にお任せください。

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参考・出典